R5 高大連携講座(数学における問題解決手法を学ぶ特別講座)

7月24日(月)14~16時、附属中学生21名と高校生18名(計39名)を対象に、「数学における問題解決手法を学ぶ特別講座」を高大連携講座の一環として実施しました。

目的:数学における問題解決手法を探究的に学ぶことを通して、毎日の数学の学習や定型問題ではない初めて出会う問題に対しても自力で解決できる本物の数学力を育成する。

本講座では、岩手県立大学ソフトウェア情報学部の 田村 篤史 准教授を講師に迎え、入試問題に限らず数学オリンピックの問題なども題材として、思考実験を行うとともに、グラフ作成専用アプリGeoGebraやWolfram Alphaを用いながら、問題を解決するための手法を学びました。

【講義の様子】

【生徒の感想】

  • 半信半疑で参加しましたが、私の予想を裏切り面白い講座で楽しかったです。今まで考えたこともないような「水平線は見えるか?」という問いからはじまり、「もしもこの状況を自分を中心にして見てみたら・・・」のように考えてみる思考実験をすることが大切だと学びました。そもそも「水平線」って何なのか?というところから考えるところに驚きました。(高校生)
  •  私は、答案を作るとき、最初から完璧な言葉で考えようとしてきましたが、「こんなにラフな考え方でいいの?」と思う場面がありました。でも、それぐらいの考えを幹として、あとは論理的にきちんとしていくことで、数学がさらに得意になるのだろうなと思いました。(高校生)
  • まだまだ数学の知識が足りない中で、自由に考えることの楽しさを知りました。また高校生で学ぶ数学の知識の中にも、球面の上で考えると全然違う見方ができることがあるというお話をきき、数学の世界の奥深さを感じることができました。(中学生)
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