R6 高志探究ⅢB(高3理数科対象)
目標
様々な事象に関わり、科学的な見方・考え方を働かせ、探究の過程を通して、自己の在り方生き方を考えながら、課題を解決するために必要な資質・能力を次のとおり育成することを目指す。
- 対象とする事象について探究するために必要な知識及び技能を身に付けるようにする。
- 多角的、複合的に事象を捉え、自然や文化などに関する課題を設定して探究し、課題を解決する力を養うとともに創造的な力を高める。
- 様々な事象や課題に主体的に向き合い、粘り強く考え行動し、課題の解決や新たな価値の創造に向けて積極的に挑戦しようとする態度、探究の過程を振り返って評価・改善しようとする態度及び倫理的な態度を養う。
学習内容
高校3年生理数科を対象として、「総合的な探究の時間」の代替科目である「高志探究ⅢB(学校設定科目)」として実施する。「研究のブラッシュアップと論文作成(4~6月)」「英語発表会(6~7月)」「キャリアプランニングシートの作成(8~10月)」の計3つのプログラムからなる。
実施方法
水曜日5校時に実施する。昨年度の高志探究ⅡBのグループのまま活動を行う(14グループ)。
「研究のブラッシュアップと論文作成」では、昨年度の高志探究ⅡBで取り組んだ研究内容を論文にまとめる。昨年12月のスライド発表で受けた助言をもとに、ブラッシュアップした内容を含める。
「課題研究発表会」では、7月にブラッシュアップした研究内容をスライドにまとめて、成果を英語で発表する。ここまでがグループでの活動となる。
「キャリアプランニングシートの作成」では、探究活動等で身につけた資質・能力を振り返り、「将来どんな仕事について、何をして社会に貢献していきたいのか」「そう考えるようになったきっかけは何か」「実現に向けて、具体的にどのように取り組みたいのか」「高校卒業後どうしたいのか」等をキャリアプランニングシートにまとめ、主体的な進路選択につなげる。
また、10月には、探究で身につけた見方・考え方を生かし、高校2年生の中間発表会(ポスター発表)を聴講し、質問と助言を行う。
担当教員は、担任と高校の理数科教員全員、英語科教員全員と一部の附属中学校教員(26名)で、「研究のブラッシュアップと論文作成」は理数科教員が中心となって各グループの指導を担当し、①一緒に研究内容について考えること(スケジュール管理を含む)、②発表会で作成する要旨やスライドの内容や、論文の添削指導を行うことを担う。「英語発表会」は、英語を用いた発表について担任(英語科)からガイダンスを行い、その後、英語科教員が中心となって各グループの指導を担当し、発表会で作成する要旨やスライドの内容の添削指導を行う。「キャリアプランニングシートの作成」のときは、担任がシートの配付、回収を担当する。
実施内容・スケジュール(一部予定を含む)
回 | 月日 | 校時 | 内容 | 資料 |
---|---|---|---|---|
1 | 4/17 | 5 | ガイダンス | WS |
2 | 4/24 | 5 | 【研究のブラッシュアップと論文作成のプログラム】 論文の書き方について | G資料 作成要領 WS |
3 | 5/1 | 5 | 論文作成① | |
4 | 5/8 | 5 | 論文作成② | |
5 | 5/15 | 5 | 論文作成③ | |
6 | 5/22 | 5 | 論文作成④ | |
7 | 6/5 | 5 | 論文作成⑤ | |
8 | 6/19 | 5 | 【課題研究発表会のプログラム】 英語での発表に関するガイダンス 要旨・スライドの作成① | 要旨 |
9 | 6/26 | 5 | 要旨・スライドの作成② | |
10 | 7/3 | 5 | 発表練習 | |
11・12 | 7/17 | 1~3 | 高志探究ⅢB英語発表会 | 記事 |
13 | 8/28 | 5 | 【キャリアプランニングシートの作成のプログラム】 キャリアプランニングシートの作成① |
|
14 | 9/11 | 5 | キャリアプランニングシートの作成② | |
15 | 9/18 | 2 | 高志探究ⅡA・ⅡB中間発表会の聴講 「質疑を行い助言する」 | |
16 | 9/25 | 5 | キャリアプランニングシートの作成③ | WS |
17 | 10/2 | 5 | キャリアプランニングシートの作成④ | WS |
18 | 10/9 | 5 | キャリアプランニングシートの作成⑤ | WS |
19 | 10/16 | 5 | キャリアプランニングシートの作成⑥ | WS |
20 | 10/23 | 5 | キャリアプランニングシートの作成⑦ | |
21 | 11/6 | 5 | 3年間の振り返り 事業全体アンケート |