R6 高志探究ⅢA(高3普通科対象)

目標

探究の見方・考え方を働かせ、横断的・総合的な学習を行うことを通して、自己の在り方生き方を考えながら、よりよく課題を発見して解決していくための資質・能力を次のとおり育成することを目指す。

  1. 探究の過程において、課題の発見と解決に必要な知識及び技能を身に付け、課題に関わる概念を形成し、探究の意義や価値を理解するようにする。
  2. 実社会や実生活と自己の関わりから問いを見いだし、自分で課題を立て、情報を集め、整理・分析して、まとめ・表現することができるようにする。
  3. 探究に主体的・協働的に取り組むとともに、互いのよさを生かしながら、新たな価値を創造し、よりよい社会を実現しようとする。

学習内容

高校3年生普通科(文系・理系)を対象として、「総合的な探究の時間」として実施する。「研究のブラッシュアップと論文作成(4~6月)」「課題研究発表会(6~7月)」「キャリアプランニングシートの作成(8~10月)」の計3つのプログラムからなる。

実施方法

火曜日5校時に実施する。普通科文系コースは、3年進級時に文Ⅰと文Ⅱコースに分かれるが、昨年度の高志探究ⅡAのグループのまま活動を行う(36グループ)。

「研究のブラッシュアップと論文作成」では、昨年度の高志探究ⅡAで取り組んだ研究内容を論文にまとめる。昨年12月のポスター発表で受けた助言をもとに、ブラッシュアップした内容を含める。

「課題研究発表会」では、7月にブラッシュアップした研究内容をスライドにまとめて、成果を発表する。ここまでがグループでの活動となる。

「キャリアプランニングシートの作成」では、探究活動等で身につけた資質・能力を振り返り、「将来どんな仕事について、何をして社会に貢献していきたいのか」「そう考えるようになったきっかけは何か」「実現に向けて、具体的にどのように取り組みたいのか」「高校卒業後どうしたいのか」等をキャリアプランニングシートにまとめ、主体的な進路選択につなげる。

また、10月には、探究で身につけた見方・考え方を生かし、高校2年生の中間発表会(ポスター発表)を聴講し、質問と助言を行う。

担当教員は、高校3学年を担当する教員全員(15名)で、「研究のブラッシュアップと論文作成」と「課題研究発表会」の間は、各グループの指導を担当し、①一緒に研究内容について考えること(スケジュール管理を含む)、②発表会で作成する要旨やスライドの内容や、論文の添削指導を行うことを担う。「キャリアプランニングシートの作成」のときは、各クラスの担任がシートの配付、回収を担当する。

実施内容・スケジュール(一部予定を含む)

月日校時内容資料
4/16ガイダンスWS
4/23【研究のブラッシュアップと論文作成のプログラム】
論文の書き方について
G資料
作成要領
WS
4/30論文作成① 
5/7論文作成② 
5/14論文作成③ 
5/21論文作成④ 
6/18論文作成⑤ 
6/25【課題研究発表会のプログラム】
要旨・スライドの作成①
要旨
7/2要旨・スライドの作成② 
107/16発表練習 
11・127/233~4高志探究ⅢA成果発表会記事
139/3【キャリアプランニングシートの作成のプログラム】
キャリアプランニングシートの作成①

 

WS1
WS2

149/18高志探究ⅡA・ⅡB中間発表会の聴講
「質疑を行い助言する」
 
159/24キャリアプランニングシートの作成② 
1610/1キャリアプランニングシートの作成③WS
1710/8キャリアプランニングシートの作成④WS
1810/15キャリアプランニングシートの作成⑤WS
1910/22キャリアプランニングシートの作成⑥WS
2011/53年間の振り返り
事業全体アンケート
 

研究グループと活動場所

分野グループ数活動場所担当教員
分野グループ数活動場所担当教員
1人文科学4階第1学習室3外国語と合わせて2名
2社会科学高3 B組(4法学・5経済と合わせて2名)
3外国語・国際4階第1学習室(1人文科学と合わせて2名)
4法学・政治学系高3 B組(2社会科学・5経済と合わせて2名)
5経済・経営・商学高3 B組(2社会科学・4法学と合わせて2名)
6教育・芸術・体育系4階第2学習室3名
7物理・工学4階第3学習室2名
8化学・薬学・生活科学視聴覚室2名(うち1人は他学年)
9生物学・農学視聴覚室3名(うち2人は他学年)
10地学
11数学・情報高3 C組1名
12医学・歯学・保健衛生高3 A組2名