第2回SSH講演会

10月26日(火)に高校1年生全員(199名)に対して、翌27日(水)に高校2年生全員(202名)に対して、第2回SSH講演会を行いました。

講師と演題は、以下の通りです。

【1学年】

講師:岩手大学理工学部 教授 高木 浩一 氏

演題:「理数探究活動リテラシー入門」

【2学年】

講師:筑波大学生命環境系 特別研究員 Lester C. GEONZON 氏

演題:「How have I become a researcher in Japan?」

8月に行われた第1回SSH講演会に引き続き、今回もオンラインで行われました。

1年生では、高志探究に取り組むための考え方について学ぶことを目的とし、岩手大学の高木先生による「理数探究活動リテラシー」についての講演が行われました。「生きる力を育む」ために学校があること、小学校、中学校、高校、大学と学習の段階が変わり、学ぶ内容が具体的なものから抽象的なものに変ること、問題と課題の違い、さまざまな現象が等差数列と等比数列の組合せで表されること等について学びました。その後、実験データをグラフにする演習を通して、現象を抽象化し、予測につながることを学びました。生徒にとっては、学習の意義を理解するとともに、理数探究活動を行う上で必要となる考え方を学ぶ機会になったようです。

2年生では、研究の第一線で活躍する科学者による英語での講演を通して、科学技術に対する興味・関心を高めるとともに、英語コミュニケーション能力の向上を図ることを目的として、筑波大学の Lester 先生による講演が行われました。Lester先生がどうして研究者になったのか、また日本で研究をするまでの経緯や、現在取り組んでいる研究内容、ご出身のフィリピンと日本の文化的な違いなど、さまざまな話を聞きました。質疑の時間には、文系・理系を問わず10人近くの生徒が質問をするなど、充実したものとなりました。生徒にとっては、英語を学ぶことの重要さを大いに感じる時間となったようです。

1年生の講演会の様子

2年生の講演会の様子

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