高大連携講座④
9月15日(水)に、高校1年生、高校2年生、附属中学校3年生の希望者を対象に、第4回高大連携講座と第8回高大連携講座(一関高専連携講座4回目)を行いました。
本校では、研究の第一線で活躍する科学者による講演・講義を通して、科学技術に対する興味・関心を高めることを目的に本講座を実施しており、今回はその最終回となります。
今年度から、理系の講義に加えて、文系の講義と文理共通の講義を設けています。
また、一関高専連携講座は、知的財産分野でも探究の考え方につながる「発明」にチャレンジする講座です。コンテストに向けて、発明に向けた考え方を学び、自分でアイデアを考え、発明提案という形にまとめていきます。
第4回 令和3年9月15日(水)15:50~17:00
(1)講義テーマ「日本の社会基盤の現状について」
講師:岩手大学理工学部システム創成工学科社会基盤・環境コース 大西 弘志 教授
会場・参加:中教室・12名参加
(2)講義テーマ「水使用をめぐるグローバルな問題状況と日本社会との関わり」
講師:岩手大学人文社会科学部地域政策課程 塚本 善弘 准教授
会場・参加:多目的教室・12名参加
(3)講義テーマ「学習におけるメタ認知の役割」
講師:岩手大学教育学部理科教育科 久坂 哲也 准教授
会場・参加:視聴覚室・35名参加
第8回 一関高専連携講座4回目 令和3年9月15日(水)15:50~17:00
(1)講義テーマ「初めての発明にチャレンジ④」
講師:一関工業高等専門学校未来創造工学科(化学・バイオ系) 貝原 巳樹雄 教授
会場・参加:情報処理室・8名参加
大西先生の講座
(生徒の感想から)社会基盤というものを抽象的にしか捉えていなかったので,様々なことを知ることができてよかった。この分野にも興味を持った。後にコンピュータやロボットを使うよう考えているそうなので,そういった分野から貢献したいと思った。
塚本先生の講座
(生徒の感想から)私たちが日常で使用する水は、当たり前に存在するものではなく先進国である日本政府の設備によって保たれているのだと思った。そのため、治安が悪く私たちのように十分な環境下ではない発展途上国のためにも日々の生活における水との関わり方を考えるいいきっかけになった。
久坂先生の講座
(生徒の感想から)「メタ認知」という単語は聞いたことがあったが、自分の認知を1段高いレベルからモニタリング、コントロールする機能だということを知らなかった。メタ認知を高くすれば学力も上がるということが分かったので日々の学習の振り返りをしっかりしようと思った。
貝原先生の講座
(生徒の感想から)コンテストに出す案を練ることができました。これからさらに考えて、コンテストに出せるようにしたいです。