高志探究ⅡB中間発表会
10月6日(水)に、理数科2年生(29名)が、助言・指導の先生と1年生(199名)に対して、オンラインで中間発表会を行いました。
本発表会の目的は、4月から始めた課題研究の内容を発表してプレゼンテーションの能力を向上させるとともに、質疑応答を通してディスカッション能力の向上を図ることと、大学教員からの講評と指導を基に、今後の研究の改善につなげることです。
発表方法は、本校いわいホールで発表スライドを大型スクリーンに投影し、その前でスクリーンを指し示しながら口頭発表をするというものです。その様子をビデオカメラで撮影し、オンラインで配信しました。
持ち時間は、発表時間7分、質疑応答7分の約15分で、発表内容は以下の通りです。
次第
時間 | タイトル | 班 |
13:10 | 【開会行事】(開会の言葉、助言者の紹介) | |
13:15 | 振動を用いた酵母の発酵コントロールの実用化 | 生物2班 |
13:30 | 螺旋水車による小水力発電についての研究 | 物理2班 |
13:45 | 単振り子における共振が生じやすい条件 | 物理1班 |
14:00 | 音声認識システムによる採譜 | 情報班 |
14:15 | (休憩) | |
14:25 | 3種類のUFB水による餅の変化 | 化学2班 |
14:40 | ダンゴムシの交替性転向反応 | 生物1班 |
14:55 | 酸化チタン担持ゼオライトによる有害物質の除去 | 化学1班 |
15:10 | 連分数の複素数への拡張 | 数学班 |
15:25 | 【閉会行事】(全体講評、閉会の言葉) | |
15:40 | 【助言・指導】(非公開) |
質疑の時間には、大学の先生から、生徒がどのような考えで研究を進めているのか確認する質問や、研究を進める上で必要となる専門的な視点からの助言がありました。生徒には厳しく感じられる部分もあるかもしれませんが、どの質問も研究内容を深めるために、欠かせないものばかりです。その後、さらに班ごとに分かれてオンラインでの助言・指導をいただきました。
毎年、中間発表会での助言・指導を受けて、生徒の研究はさらに深まり、高度化します。本発表が楽しみです。
なお、本発表会はオンライン学校公開の一部でもあり、保護者の方をはじめ県内外の教育関係者も視聴されました。
発表の様子
発表を聞く1年生の様子
助言・指導の様子
本発表会は、下記9名の大学の先生を助言・指導者としてお迎えしました。
- 岩手大学理工学部 教授 船﨑 健一 様
- 岩手大学理工学部 教授 是永 敏伸 様
- 岩手大学理工学部 教授 高木 浩一 様(SSH運営指導委員)
- 岩手大学理工学部 准教授 土岐 規仁 様
- 岩手大学理工学部 准教授 川崎 秀二 様
- 岩手大学教育学部 教授 吉井 洋二 様(SSH運営指導委員)
- 岩手大学評価室 教授 大川 一毅 様(SSH運営指導委員)
- 岩手医科大学医学部 教授 平 英一 様(SSH運営指導委員)
- 東北大学大学院生命科学研究科 教授 渡辺 正夫 様(SSH運営指導委員)